(先天色覚異常/後天色覚異常)
色覚異常は、早期発見し、状態に合った生活上の対処を行えば、安心安全な生活を営むことができます。 色覚検査が改めて推奨されるようになりましたが、任意の検査となりますので、気になることがもしあれば、まずは学校の先生に相談してみましょう。
先天色覚異常は生まれつきの感覚なので、本人にはなかなか気付きにくいものです。色覚異常かどうか、簡易検査を行っている学校もありますので、学校にご相談ください。
また、詳しく相談したい場合にはお近くの眼科を受診し、適切なアドバイスを受けましょう。ただし、色覚検査を行っていない場合もありますので、その場合には検査や指導を行っている眼科を紹介してもらいましょう。
後天色覚異常の場合にも、見え方に変化が生じた際には、同様に眼科を受診しましょう。
検査には下記のようなものがあります。
(石原色覚検査表)1
※この写真は実際の検査表とは色調が異なるため、検査には使用できません
1)公益財団法人 一新会 編 (2013) 『石原色覚検査表Ⅱ 国際版38表』 株式会社半田屋商店.(公益財団法人 一新会から許可を受けて引用)
(標準色覚検査表)2
※この写真は実際の検査表とは色調が異なるため、検査には使用できません
2)著:田邉 詔子・市川 一夫 原著:深見 嘉一郎 (2016) 『SPP 標準色覚検査表 第3部 検診用』 医学書院.
(アノマロスコープ:(左)ナーゲルアノマロスコープ、(右)ナイツアノマロスコープ)
(写真ご提供:中京眼科 市川一夫先生)
眼科医院検索
全国にある眼科医院の情報を、地図や地名、最寄り駅などから検索していただけます。