一般的に、視機能は加齢に伴い衰えると言われています。また、日本人の中途失明原因の第1位に挙げられ、40歳以上の20人に1人、70歳以上の10人に1人は患っていると言われる緑内障は、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
TdRは「ドライバーに眼科受診を促すために、例えば事業者がドライバーの労務時間中の眼科受診を認め、推奨するなどのサポートがあると、視野障害による運転リスクの更なる認知向上と、その解決に向けた具体的な取り組みが広がるのでは」と期待しています。
ドライバーの健康管理は、事業者の経営上のみならず、社会的・経済的な機会損失を低減するための優先課題であり、ひいては生活者が安心して暮らすためにも、業界・社会全体がさらに意識を向上することが大切です。