元来、私たち人間は夜行性ではなく、太陽のもとで活動する動物です。
そのため、神経やホルモンの調節など生理機能は昼間に活動するように作られており、もちろん目もその影響を受けています。昼間と異なり、夜になると涙液の分泌は「お休みモード」になるのです。
夜は自然に涙の基礎的な分泌(目の乾燥を防ぐために常に分泌されている涙)が少なくなって目は乾燥気味となり、人工の光の下で物をみるために目が疲れやすくなります。
夜更かしは、目が疲れやすい環境で乾燥気味の目を使うために、ドライアイを促進させるのです。