気候変動対策

Santenは、CO2排出の削減や低炭素資源・エネルギー利用等による気候変動の緩和に取り組みます。

気候変動対策関連データの詳細は、「環境データ」に掲載しています。

自社における温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

当社は、温室効果ガスの排出ネットゼロを目指して、CO2排出量の削減に取り組んでいます。

2023年10月からの中国・蘇州工場での太陽光発電の開始や、2024年1月に発生した能登半島地震による能登工場の操業への影響などにより、2023年度のCO2排出量は22,438トンと2022年度比0.8%減少し、連結売上収益原単位では、2024年度は7.4トン/億円と2022年度比8.3%減少しました。また、地球温暖化への影響があるフロンガス類についても適切に管理しており、大部分を占める日本では法規制の報告基準を下回っています。

サプライチェーンにおける温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

日本においては、スコープ3(原材料の購入や製品の流通、従業員の移動など)も含めたサプライチェーンにおける温室効果ガス(CO2)の排出量を把握し、削減に向けて取り組んでいます。算定精度を高めるため、2023年度より、スコープ3カテゴリ2(資本財)の対象範囲を「単体のみ」から「単体および参天製薬(中国)有限公司」に拡大しました。また、スコープ3カテゴリ3(スコープ1・2に含まれない燃料とエネルギー)は「電力の調達に伴う排出量」から「全ての燃料およびエネルギーの調達に伴う排出量」の集計に見直しました。その結果、2023年度のスコープ3の排出量は196,579トン、単体売上収益原単位は111.9トン/億円となりました。