眼科イノベーションセンター長を務めるレザ・ハックは、次のように話します。
「OICの最重要ミッションは、世界中の患者さん一人ひとりの幸福な人生の実現のために、その目の不具合を解決し、眼科疾患を治すイノベーションにつながる可能性を最大化することです。加えて、Santenの持続的な成長と患者さんへの貢献につながるような製品や技術の拡充を目指しています。そのためには、事業部門をはじめ様々な部門と密にコミュニケーションを取って患者さんや医療現場のニーズを広く深く汲み取ること、また社外の研究機関などとの連携によって最新の研究や技術を知ることが、とても重要になってきます」
OICは現在、患者さんと医療現場からより切実に求められているニーズを調査・分析し、幅広い眼科病態の治療や症状をターゲットに、治療や症状改善に向けたイノベーション創出に向け戦略的に活動しています。
特に、眼科疾患の中でも世界で最も罹患者数が多いとされる近視については、罹患率の高いアジア地域で、シンガポールの国立研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(SERI)とタッグを組んだ共同研究を中心に、積極的に取り組んできました。