2024年3月11日
元日に、石川県能登地方で発生した地震で被災された全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧と復興を心よりお祈り申し上げます。
参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)は、地震発生直後より、従業員の安全を最優先にしながら、被災状況についての調査と医薬品の安定供給のための対応作業を行っております。調査の進捗及び現時点での弊社能登工場(羽咋郡宝達志水町敷波)への影響について、以下の通りご報告させて頂きます。
能登工場につきましては、倉庫機能の稼働など工場機能の一部は、1月末より稼働を開始し、その他の機能に関しても、医薬品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)に則った確認を経て、3月1日より順次生産ラインの稼働を再開し、3月末の全面再開に向けて大部分については当初計画より前倒しで進捗しております。
一方で、この度、ユニットドーズ(1回使い切り)製品の一部製造工程の復旧作業において不具合が確認されたため、一部当該製造ラインの稼働再開に関しましては、当初の予定より時間を要することが判明いたしました。そのため、以下の製品につきまして、3月11日(月)より、出荷量の調整を開始いたしましたので、お知らせさせて頂きます。
●パピロックミニ点眼液0.1%
●ヒアレインミニ点眼液0.1%・0.3%
すでにご案内させて頂いている、コソプトミニ配合点眼液およびタプロスミニ点眼液0.0015%の出荷量の調整も引き続き行っております。現状その他の製品につきましては、概ね通常通りの供給を継続しております。
この度は患者様ならびに医療関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしますことを心より深くお詫び申し上げます。Santenは、引き続き、医薬品の安定供給への影響を最小限にとどめ、患者さんに安心してお使いいただける医薬品を少しでも早くお届けできるよう、行政、業界団体、関連業者等と連携し、従業員の安全を優先・留意しながら、万全の対策を講じてまいる所存です。
-本件に関するお問い合わせ先-
参天製薬株式会社 コーポレート コミュニケーション
Email: communication@santen.com