2024年4月16日

中国でのさらなる成長に向けて新工場「Santenビジョンパーク」を竣工

参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)は、中国・江蘇省蘇州市において本日、新工場「Santenビジョンパーク」の竣工式を執り行いました。蘇州市工業園区に建設された新工場は、中国において拡大する医療用眼科製品に対する需要に対応するとともに、Santenの中国における生産供給体制を強化するものです。

Santenビジョンパークは、中国市場において革新的な新製品やサプライポートフォリオを確立するための十分な生産能力の確保を目的とし、2021年4月に着工しました。Santenビジョンパークは、年間8億本(5mL換算)を超える点眼薬の生産能力を保有する見込みで、同工場は試運転と必要な認定や認証を取得した後に、2027年の稼働を目指しています。

 

Santenビジョンパーク

Santenビジョンパークは、データに基づく科学的意思決定アプローチを活用し、効率性とトレーサビリティを促進する先進的な施設となります。あらゆる業務に関するデータをリアルタイムで可視化する統合プラットフォームを備え、情報の流れと管理効率の両方を強化します。生産能力の中核となるのは、高度なブローフィルシール技術とインテリジェント充填システムです。また、自動搬送車とレール誘導車を活用するロジスティクスにより、効率的で柔軟かつ拡張性のあるオペレーションが可能となります。

本日行われた竣工式には、Santenグローバル本社、Santen中国、蘇州市および地元パートナー企業から代表者がそれぞれ出席しました。式典で、Santenのチーフ プロダクト サプライ オフィサーであるマーク・ドーソンは、次のように述べました。「本日はSantenにとって重要な節目であると同時に、新たな始まりでもあります。Santenビジョンパークは、中国において拡大する、多様な患者さんのニーズに対応できる能力を確保し、中国の眼科医療に貢献してまいります」。

 

Santenビジョンパーク 竣工式の様子

PixCake

チーフ プロダクト サプライ オフィサー
マーク・ドーソン

眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーであるSantenは、世界中の生活者・患者さんや医療関係者の皆さまへの価値ある製品やサービスの提供を通じ、人々の「Happiness with Vision」の実現に貢献したいと考えています。そのためには、高品質な製品の安定供給が何よりも重要です。Santenは、2023年5月に発表した中期経営計画の実現に向けて資産価値の最大化を図り、生産性の高い供給体制を追求しています。

Santenについて
Santenは、眼科領域に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、世界中の患者さんや生活者、医療関係者の皆さまへの価値ある製品やサービスの提供を通じ、人々の「Happiness with Vision」の実現に貢献することを目指しています。創業以来、「天機に参与する」という基本理念の下、130年以上にわたり人々の目の健康維持・増進を追求してきました。現在、眼科領域における医薬品の研究開発、製造、販売・マーケティング活動をグローバルに展開し、世界60以上の国・地域で約5,000万人の人々の目の健康をサポートしています。私たちのミッションは、眼科領域における専門性と患者さん視点から創出される製品やサービスを通じて、目の病気の予防や診断、治療において今まで提供されていない重要な価値を患者さんや社会に提供し続けることです。一人でも多くの患者さんが幸せで豊かな人生を過ごすことができる未来を創り出すため、世界中の人々が「見る」を通じた幸せを実感できる社会の実現に向けて全力を尽くしています。
詳細については、当社ホームページhttps://www.santen.com/jaをご参照ください。

-本件に関するお問い合わせ先-
参天製薬株式会社 コーポレート コミュニケーション
Email: communication@santen.com