営業・マーケティング

MR活動

患者さんのQOL向上に向けて。

 

医薬品は人の命や人生に深く関わるもの。それだけに、製薬企業のMR(※1)には、医薬品に関して適切な情報提供を行うためのプロフェッショナルなスキルが求められます。Santenでは、医薬品はもちろん、疾患と治療、薬理学や薬剤学、法制度などについて研鑽を積んだMR約400名を全国に配置。目のスペシャリティ・カンパニーとして、疾患や製品だけでなく、最新の検査・診断方法や治療方法に関する情報など、広汎な情報提供を行っています。また、すでに処方されている自社製品の安全性を確認する市販後調査や製品価値向上のためのデータ収集を行うのも、MRの大切な仕事。こうした活動を通じ、医療機関や患者さんが求める製品・サービスの提供に最善を尽くすことで、患者さんのQOL(Quality Of Life:生活の質)の向上に貢献しています。

  1. MR:Medical Representativeの略。医療従事者を訪問し、医療学術情報を提供する製薬会社の医薬情報担当者。

マーケティング活動

患者さんと治療の架け橋に。

 

VDT(※2)の普及などにより、人類史上、最も目が酷使されているといわれる現代。ドライアイなど新たな眼疾患が増えています。こうした現代病は疾患としての概念がなかなか認知されないことから、患者さんがその症状に気づかずに重篤化してしまうことも考えられます。
Santenでは、新たな疾患に対応した新薬の開発に力を注ぐ一方、テレビCMやホームページ、ポスター、小冊子など多様なメディアを利用して広く疾患情報を提供し、患者さんが疾患について正しい知識を持ち、安心して受診できる基盤づくりを行っています。
また、眼科領域における豊富な知的資源やドクターとのパートナーシップを生かし、KOL(※3)と呼ばれるドクターと協働で、疾患の概念や診断基準、治療方法に関するセミナー、講演会、研究会などを企画、運営。患者さんがいつでも、どこでも質の高い治療が受けられるよう、ドクター同士の情報交換・意見交換も積極的に支援しています。

  1. VDT:Visual Display Terminalの略。パソコン、テレビゲーム、携帯電話などのモニター表示装置。
  2. KOL:Key Opinion Leaderの略。医療業界で多方面に影響力を持つドクターを指す。

グローバル戦略

世界中の患者さんのニーズに応えるために。

 

日本から欧米、アジアへ。そしてさまざまな国と地域へ。Santenのビジネスは、世界中に広がっています。目は、ほんの小さな臓器ですが、非常に奥が深く、ひとくちに眼疾患と言っても、環境によるものや全身の疾患とつながるものなど、その数は1300にも上るとされています。中でも、緑内障や加齢黄斑変性といった加齢に伴う疾患は世界的にも急増しており、対応が急がれます。眼科薬のスペシャリティ・カンパニーとして、私たちには、国や地域で異なる生活習慣や社会制度、医療ニーズに応えていく使命があります。そこで、成長著しいアジアや、東欧・ロシアなどの新興国を抱える欧州において、眼科のパートナーとして質の高い情報提供を行うための営業体制の構築に注力。各国で情報を共有しながら、それぞれが地域に根ざした学術情報提供活動、創薬に貢献する市場調査を行い、独自の研究開発から生まれた薬を、本当に必要とする世界中の人々へ届ける努力を続けています。